Introduction
1997年くらいから「生き物」を題材に絵を描き始めました。
幼い頃から虫など好きでしたし「生き物」は、それぞれ特徴がおもしろく、意外な一面もあったりして、興味が尽きません。
昆虫・植物・両生類・爬虫類・魚類・菌類・細胞など、好奇心の対象は、もっぱら小さな生物でしたが、ふとしたきっかけで鳥類・哺乳類も描いてみると結構面白く、モチーフの幅が大きく広がりました。これら「生き物」が与えてくれる感動を作品にしたいと思っています。
「画用紙」に「マーカー」で線をひき「色鉛筆」で塗ると言う単純な手法ですが、色数は豊富で、3色、4色と塗り重ねて微妙な色の変化を付けたり、ときには、紙の表面がテカテカになり、破れそうになるまで塗り込んで、思い描いたイメージの色彩を作ることができます。
最初に色鉛筆のみで仕上げていましたが「生き物」の形状をハッキリとさせたくて、「マーカー」のラインを入れました。その後、ラインにも濃淡をつけて透けた質感や浮き上がった距離感の表現をしてみました。
そんな「平野隆司の世界」をどうぞお楽しみください。